高崎商22年ぶりV 関がプロ注目の柿田に投げ勝つ

[ 2012年7月28日 06:00 ]

<高崎商・桐生市商>優勝を決めて喜びを爆発させる高崎商ナイン

群馬大会決勝 高崎商2―0桐生商

(7月27日 上毛新聞敷島)
 昨夏決勝で涙をのんだ古豪の高崎商が、22年ぶりの代表を決めた。

 桐生商を相手に3安打で完封したエースの関は初回こそ2死一、三塁のピンチを招いたが、前川をチェンジアップで空振り三振に仕留めた。その直後に打線が2点を先制。「気持ちが楽になった」と2回以降は打たせて取る投球で三塁を踏ませなかった。中学3年時にボーイズ県選抜でチームメートだったプロ注目右腕・柿田に投げ勝った関は「ずっと大舞台で勝負したいと思っていた。楽しかった」と笑顔。「きょうのためにダイエットしてきた」とおどけながら選手に胴上げされた富岡潤一監督は「学校全体で待ち望んだ優勝で喜びもひとしお」としみじみ話した。

 ▽高崎商(群馬)1902年創立。OBに競泳北京五輪代表の内田翔。

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