部員への体罰で山陽元監督を逮捕 急性難聴など傷害容疑

[ 2012年6月27日 06:00 ]

 広島中央署は26日、指導する野球部員を殴り、ケガをさせたとして傷害の疑いで、私立山陽高(広島市西区)野球部の元監督でアルバイト店員川岡孝弘容疑者(39)=広島県福山市春日池=を逮捕した。

 逮捕容疑は4月12日夜、広島市西区の同高3年の野球部員(17)の下宿で、生活態度を注意する際に部員の顔を十数回殴り、急性難聴などの傷害を負わせた疑い。この際の体罰を理由に4月中旬に監督を辞任した川岡容疑者だが、同署の調べに「十数回も殴ってない」と一部否認している。同校が準決勝まで進出した90年夏の甲子園大会に川岡容疑者は選手として出場した。

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2012年6月27日のニュース