井端“パワー”みせた3打点!「ナメてくれたので…」

[ 2012年6月27日 22:00 ]

3回、谷繁の2点二塁打で生還し、ナインとタッチする中日・井端(6)

セ・リーグ 中日9-4阪神

(6月27日 ナゴヤD)
 中日の井端が3安打3打点の活躍で、阪神の反撃ムードを止めた。まずは2点を返された4回2死一塁から、中越え適時二塁打。さらに7-4と3点差に迫られた6回には、1死一、二塁から、またも中越えの2点適時二塁打を放った。

 試合後、お立ち台で「取られたら取り返せば、相手もあきらめてくれるので」と胸を張った井端。中越え打には「外野がナメて前に守ってくれたので。あすからちょこっと下がって守ってくれるのでは」と話し、ナゴヤドームを沸かせた。5番では今季初の1試合3安打。森野の不振もあって5番を任されているが、6月は打率1割台半ばと苦しんできただけに、うれしい結果となった。

 これで本拠ナゴヤドームでは引き分けを挟んで10連勝、貯金を今季最多の14とした高木監督は「もっと貯金は欲しいね」と笑顔。さらに収穫として「井端だね、打球が飛ぶようになった」と話し、ベテランの“復調”を喜んでいた。

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2012年6月27日のニュース