香川のマンU入りに刺激!坂本3安打 打率トップ浮上

[ 2012年6月10日 06:00 ]

<巨・西>7回2死二塁、阿部の適時二塁打で勝ち越しのホームを踏み、ナインにハイタッチで迎えられる巨人・坂本

交流戦 巨人4-3西武

(6月9日 東京D)
 巨人・坂本のバットが止まらない。7回。1死から長田の125キロスライダーを左前に転がした。この日3安打目。阿部の左中間二塁打で生還すると、白い歯をこぼした。打率を・317とし、その阿部を抜いて4月29日以来の打率トップに立った。

 「打率トップ?全然、まだ途中なので。いい感じで振れてはいます」。

 3回2死から投手強襲安打。5回にも2死から低めのスライダーを左前にはじき返した。これで6試合連続安打。その間、2度の猛打賞を含む26打数13安打、打率5割と好調を維持している。「ボールの見極めがしっかりできている」と打席でのゆとりを感じている。

 刺激がある。8日のサッカーW杯アジア最終予選のヨルダン戦でゴールを決めた香川だ。同学年で親交も深い。その友人は来季から、イングランドの名門、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を決めた。「凄いですね。いきなりメジャーリーグに行くようなことでしょ」と野球に例えて驚きを表現していた。

 世界に羽ばたく日本のエースを発奮材料に、坂本もセ界の頂点を目指す。

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2012年6月10日のニュース