巨人 ロッテとの交流戦頂上対決で惜敗 成瀬がリーグトップ7勝目

[ 2012年6月10日 16:38 ]

<巨・ロ>3度目の完投勝ちで、リーグトップの7勝目を挙げたロッテ・成瀬

交流戦 巨人1-2ロッテ

(6月10日 東京D)
 プロ野球交流戦、巨人-ロッテ3回戦が10日、東京ドームで行われ、交流戦2位のロッテが首位の巨人に2-1で逃げ切り勝ち。ロッテはリーグ首位を守るとともに、両チームの交流戦のゲーム差を1に縮めた。先発の成瀬が4安打の完投で、リーグトップとなる7勝目。巨人はホールトンが6回2失点と粘投。打線も9回に反撃したが、あと1歩届かなかった。

 初回、ホールトンが連続安打と四球で2死満塁のピンチを招くと、打者・今江の場面で捕手・阿部が捕逸、先制を許した。その裏、巨人は1死から、谷が内野安打で出塁するが、後続が倒れ得点できず。

 2回、ホールトンは先頭の大松に右越えソロを浴び、2失点目。その裏、巨人は3者凡退に終わる。

 3、4、5回、両チームともに3者凡退。

 6回、ホールトンは2死からサブローに中前打を許すが、続く角中を捕邪飛に仕留め無失点。その裏、巨人はこの回も3者凡退。2回以降、成瀬の前に無安打に抑えられている。

 巨人は7回からホールトンに代わり、福田がマウンドへ。この回を3人で打ち取った。その裏、巨人は2死から村田が初回以来となるチーム2本目の安打で塁に出るが、続く阿部が左飛に倒れ無得点に終わった。

 巨人は8回から3番手として高木康が登板。2死二塁としてから、高木康に代わりマシソンがマウンドに。井口を四球で歩かせ2死一、二塁となるが、サブローを遊ゴロに抑え、ピンチを切り抜けた。その裏、巨人は3人で攻撃を終えた。

 巨人は9回から5番手・江柄子が登板。1死から今江に内野安打を許すが、続く大松を併殺打に仕留めた。その裏、巨人は1死から長野が中前打で出塁。続く坂本の適時二塁打で1点差に詰め寄り、なおも2死二塁としたが、村田が投ゴロに倒れた。

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2012年6月10日のニュース