中日 9回に追い付く 高木監督「どんどん引き分けていこうかな」

[ 2012年6月10日 22:30 ]

9回、中日・井端の遊ゴロで同点の生還を果たし、ナインとタッチする三走荒木

交流戦 中日1-1日本ハム

(6月10日 ナゴヤD)
 中日が土壇場で追い付いて引き分けた。0―1の9回、荒木の四球と大島、ブランコの安打で1死満塁とし、井端の「最低限の最低限」という遊ゴロで同点とした。

 中日はこの日の試合で両リーグ最多の10試合目の引き分け。敗戦を免れた高木監督は「よう追い付いたね。これを売りにしてどんどん引き分けていこうかな」と冗談で笑わせた。

 指揮官は「一気に逆転したいところだけど、きょうの場合はしょうがない」と、8回まで3安打の劣勢を押し返したことを評価した。逆転勝ちは少ないものの、このしぶとさこそがリーグ首位に立つ要因となっている。

 日本ハムは7回1死一、三塁から陽岱鋼の左犠飛で先制。武田勝が7回途中まで無失点と好投したが、9回に登板の武田久が踏ん張れなかった。

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2012年6月10日のニュース