中田ジンギスカ~ン狙う!ゲームMVPで1000人前

[ 2012年6月8日 06:00 ]

 何とも豪快なニンジン大作戦。日本ハム・中田がそのバットで、実に1000人前の「ジンギスカン」をゲットする。特上ラム肉250キロ。球団関係者全員でも食べきれないほどの量だ。

 「チームの顔でもある中田選手がMVPを獲得するなら、ジンギスカン1000人前を用意する。店を貸し切って、選手やスタッフの方に振る舞ってもらってもいい」と話すのは、「マツオ」(本社・北海道滝川市)の松尾吉洋取締役副社長(38)。26日の楽天戦(東京ドーム)は冠試合「松尾ジンギスカンDAY」として行われる。その際に選出されるゲームMVPに中田が輝き、お立ち台に上がるなどすれば、1000人前の肉を贈呈する太っ腹企画だ。

 同社はジンギスカンレストラン「まつじん」を道内7店舗、都内にも銀座、赤坂に展開。昨季から2軍施設の鎌ケ谷スタジアムにも広告を掲出するなど、チームをサポートしてきた。今回もゲームMVPの副賞で100人分の肉を準備しているが、「中田選手の活躍がチームの成績を大きく左右する」(松尾副社長)と、中田に対してはスペシャルボーナスを用意。さらに「シーズン30本塁打、チームが日本シリーズ進出」を条件に、同社のイメージキャラクターとしてオファーを出すことも検討中だという。

 ここまで打率・168の中田だが、ここ7戦3発。本来の豪快な打撃が戻りつつある。日頃から後輩らを引き連れて食事をごちそうする機会も多い。突然舞い込んだ「おいしい話」に「1000人前?どれだけですか!」と目を丸くして「本当にありがたい。頑張りたい」と闘志を燃やした。打って食べてまた打って。悩める主砲がジンギスカ~ンと快音を放って不振脱出を目指す。

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2012年6月8日のニュース