落合超え44歳2カ月!金本 史上最年長1500打点

[ 2012年6月4日 06:00 ]

<日・神>5回2死一、三塁、阪神・金本は右翼線2点二塁打を放ち、1500打点を達成する

交流戦 阪神3-7日本ハム

(6月3日 札幌D)
 93年9月4日、横浜戦(北九州)での初打点から6847日。阪神・金本がまた大きな勲章を手にした。5回2死一、三塁で右翼線に2点二塁打。史上9人目の通算1500打点を達成した。

 一時は逆転となる快打も、試合は黒星。「久々に打点を挙げられたことは素直にうれしく思う。ただ1500打点は、それほど気にしていない」と広報を通じてコメントした。

 落合博満の42歳8カ月を抜き、史上最年長の44歳2カ月での到達。2501試合での達成も2368試合の張本勲を上回り、最も遅い記録となった。44歳、満身創痍(そうい)の鉄人。打点は14試合、適時打は26試合ぶりだ。5月25日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で自打球を受けた右膝は「骨が砕けたと思った」というほどの痛み。2年前に負傷した右肩も万全ではない。「駄目だったら先はない」。退路を断って臨んだ今季。開幕から休日返上でトレーニングを積んでいる。勝利への意欲は、衰えていない。

 ▼阪神・和田監督(交流戦で日本ハムに4戦4敗)それが一番悔しい。一つも勝てなかったのが。

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2012年6月4日のニュース