創設３年目の京都が初Ｖ　河本主将「今夜は寝ません」

前期優勝を決め、喜ぶ京都ナイン
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日本女子プロ野球 京都７―４大阪

（6月3日 わかさスタジアム京都）
　日本女子プロ野球リーグは３日、わかさスタジアム京都で前期の１試合を行い、前期優勝へマジック１としていた京都アストドリームスが７―４で大阪ブレイビーハニーズに逆転勝ち。通算１２勝３敗とし、５試合を残して優勝を決めた。創設３年目の京都は前期、後期を通じて初めての優勝。
【日程と結果 勝敗表】

　京都は先発の宮原が初回、優勝の重圧からか制球が定まらず、３四球と２本の二塁打を浴びて３点を奪われる苦しい展開。だが、４回に３番・三浦、４番・川端の連打などで２死二、三塁とし、７番・中平の右越２点三塁打で１点差に詰め寄った。

　勢いの止まらない京都は５回２死から２番・早田の左前打を足掛かりに満塁の好機を築き、５番・宮原の中前２点適時打で逆転。続く６番・田中の三塁後方に落ちる幸運な安打で２点追加すると、７番・中平が再び中越えの適時三塁打でダメを押した。

　宮原も中盤以降は立ち直り、最後は塩谷、河本とつないで逃げ切った。

　▼京都・佐々木恭介監督　本当に京都のファンの熱い声援で強くなりました。１年間お待たせしましたけど、ようやく半分だけ優勝しました。ありがとうございます。ようやく女いてまえ打線が完成しつつあります。昨年のオフから川口コーチが選手を追い込んで、精神的にも随分強くなってくれたと思います。

　▼京都・河本悠主将　いや～、優勝ってこんなもんなんだなっていうふうに思ってます。守備が乱れると、チームの雰囲気も乱れますし、オフは特に守備を中心に一度スランプにもなりましたが、それをみんなで乗り切っていいチームになっていったと思います。今夜は寝ません。