ダル 守乱責めず「ミスをカバーし合うのがチーム」

[ 2012年6月4日 06:00 ]

<エンゼルス・レンジャーズ>4回、ハンターに四球を与えたレンジャーズのダルビッシュは顔をしかめる

ア・リーグ レンジャーズ2―3エンゼルス

(6月2日 アナハイム)
 野球の神様にそっぽを向かれ続けた。レンジャーズのダルビッシュが3敗目を喫した。

 「ミスをカバーし合うのがチーム。点を取られ、きょうは僕がそれをできなかった」

 地区最大のライバルであるエンゼルスと2度目の対決。昨年までレ軍のエースだったC・ウィルソンとの投げ合いで、6回1/3を5安打3失点。試合はつくったが、あまりにも不運だった。

 6回 先頭のプホルスを飛球に打ち取ったが、一塁手ナポリが落下点に入りながら捕球に失敗。1死三塁からはトランボの三ゴロをベルトレがお手玉。2失策で先制点を許した。

 7回 1死二塁でトラウトを遊ゴロ。しかし打球が二塁走者に当たったと遊撃手アンドラスが勝手に判断して一塁にも投げず、記録は内野安打に。次打者に右前適時打を浴びた。

 111球で降板。ピンチで粘りきれなかったが手応えもあった。軸足に体重をしっかり乗せるように左足の上げ方を変えると、最速は96マイル(約154キロ)を計測。チームも今季初の4連敗となったが「全体的に自分の納得いく球が投げられた」と話した。

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2012年6月4日のニュース