笠原1軍デビュー 親子ともに登板は会田父子以来2組目

[ 2012年4月27日 06:00 ]

<巨・D>最後を締めた笠原

 巨人の4年目の笠原が1軍デビュー。1イニングを1安打無失点、3奪三振と期待に応えた。「やばかった。キャッチャーが遠く見えました」。先頭・小池に対し、緊張のあまり2段モーションの警告も受けた。

 登板前のブルペンでは阿部からツーシームの握りを助言される初々しいシーンも。父・栄一さん(45)はかつてロッテなどでプレーした経験を持ち、1軍で親子がともに登板したのは会田有志2軍トレーニングコーチ補佐以来、史上2組目となった。

 ≪父果たせなかった白星を≫笠原がプロ初登板。父の栄一も公式戦に登板しているが、親子で1軍登板は会田照夫(ヤ)有志(巨)父子に続く史上2組目で、息子はともに巨人で登板を果たしている。なお、笠原は父が未勝利。会田親子に次ぐ親子勝利はならないが、父の果たせなかったプロ初勝利を目指す。

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