「ルーフオープンデー」屋根閉めて裏目?逆転弾浴びる

[ 2012年4月27日 06:00 ]

<ソ・西>ルーフオープンデーで4年ぶりに屋根を明け試合を行うヤフードーム

パ・リーグ ソフトバンク3-5西武

(4月26日 ヤフーD)
 開幕から無失点で8連続セーブ中のソフトバンクの守護神・ファルケンボーグが逆転満塁本塁打を浴びた。秋山監督は「痛い1敗や。油断大敵や」と何度もうめいた。

 この日は4年ぶりにヤフードームの屋根を開ける「ルーフオープンデー」だったが、強風のために5回で終了。試合前の練習では松中が「普段より10メートル飛ばない」と話すなど打者には不利な条件だったが、「無風」となったドームで米野の打球は左翼ギリギリに飛び込む皮肉な結果となった。

 ▽ルーフオープンデー ファンからの要望を受け、08年9月10日の楽天戦以来、約4年ぶりの開催。5月23日の広島戦でも実施される予定。ヤフードームは旋回移動方式で開閉可能な3枚の屋根を備え、1回の開閉はランニングコストを含めて約20万円。93年のオープン当初は積極的にルーフオープン試合を行ったが、グラウンド内の影の問題、騒音、閉じる作業が20分程度かかり、突然の降雨に対応できないなどの理由で近年は見送られていた。

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2012年4月27日のニュース