「本塁踏んでない」…関東一・松谷捕手 アピールプレー光った

[ 2012年4月1日 16:03 ]

<横浜―関東一>5回裏横浜1死一、三塁、高橋のスクイズで本塁に駆け込む三走尾関の足元を見詰める捕手松谷。本塁を踏んでいないとのアピールプレーでアウトとなる
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第84回選抜高校野球第10日 準々決勝 関東一4-2横浜

(4月1日 甲子園)
 横浜の攻勢を堅実な守備でしのいで関東一が25年ぶりの準決勝進出。米沢監督は「(横浜の)各打者のスイングスピードも速く、スタンドに入ってしまうでのはないかという当たりも多くあってヒヤヒヤしていましたが、一生懸命守ってくれました」と選手をねぎらった。

 指揮官が勝利のポイントに挙げたのは2点リードで迎えた5回の守備だ。

 1死二、三塁から内野安打で1点を還されると、1死一、三塁ではセーフティースクイズを決められた。同点にされたと思いきや、捕手松谷のアピールで、三塁走者は本塁を踏んでいないと判定。試合の流れが横浜に傾くことを阻止した。

 「練習や練習試合からそうだが、松谷がよくゲームを見てくれていた」。指揮官が称賛した大きなアピールプレーとなった。

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