「意地見せろ!」光星学院 仲井監督のゲキに応えた

[ 2012年4月1日 13:40 ]

<光星学院―愛工大名電>8回裏光星学院2死二、三塁、中堅へ決勝の3点ランニング本塁打を放ち、ガッツポーズで生還する大杉

第84回選抜高校野球第10日 準々決勝 光星学院5-2愛工大名電

(4月1日 甲子園)
 終盤に振り切り、緊迫した1戦をものにした光星学院。仲井監督は試合後「選手の力が信じられないくらい大きなものだったと実感しました」と興奮冷めやらぬ様子。

 初回、愛工大名電のエース浜田の立ち上がりを攻め先取点を奪ったが、2回以降は毎回三振を奪われるなど無安打行進。冬場は、三振をしないための振りこみを重ねながらも浜田を攻略できない打線に、仲井監督のゲキが飛んだ。「意地を見せろ!」。

 1点を追う7回に6イニングぶりの安打など、長短打を絡めて同点に追いつくと、8回には、大杉がランニング3ラン。指揮官は「不思議な力を持ったチーム。とにかくよくやってくれました」と指示通りに意地をみせた選手たちの底力に目を細めた。

 

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2012年4月1日のニュース