由規も2回無失点!右肩痛で出遅れもMAX151キロ

[ 2012年2月28日 06:00 ]

<ヤクルト・韓国KIA>右肩痛から回復した由規は2回を1安打無失点の好投

練習試合 ヤクルト1-3韓国KIA

(2月27日 浦添)
 こちらも館山に負けてはいない。右肩痛で調整が遅れていたヤクルト・由規が、復帰登板で151キロをマークだ。

 2番手で2回1安打無失点3奪三振。「あっという間の2イニングでした。151キロ出たのはいいことだけど、球の回転がまだまだ。スピードは二の次です」。3回2死一、二塁で迎えた安致弘の4球目に最速を記録。しかし2四死球を与えるなど、制球に不安を残した。

 それでも昨年9月以来の実戦登板の価値は大きい。キャンプ中は、右手に持った球を投球モーションからそのまま地面に叩きつけ、腕の振りを大きく強くする練習を繰り返した。「苦しんでいると思うけど、その中でもしっかりやれていると思う」。荒木投手コーチも「打者への感覚はそう簡単に戻らないけど、いい球は放っていた」とホッとした表情だ。頼れる2人の復活。先発陣に光が差しつつある。

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2012年2月28日のニュース