どうなる松井…ヤンキース イバネス獲得に一本化

[ 2012年2月18日 08:40 ]

ヤンキース復帰は絶望的となった松井

 アスレチックスからFAとなった松井秀喜外野手(37)のヤンキース復帰が、16日(日本時間17日)絶望的となった。ヤ軍は、DHとしてフィリーズからFAのラウル・イバネス外野手(39)獲得に方針を一本化。松井は事実上、落選した。

 今月3日にヤ軍のジョー・ジラルディ監督が、DHとして左打者の獲得を熱望してから2週間。松井自身「特別なチーム」と位置づけ古巣復帰を心待ちにしていたが、最終候補に挙がった松井、イバネス、デーモン(レイズからFA)のうち選ばれたのは今年40歳になるイバネスだった。

 ヤ軍のDH補強が完了すれば、ア・リーグ各球団のDH枠は全て埋まる。今後は第4の外野手か代打要員として契約を勝ち取れるかが焦点となりそうだ。左打ち外野手を調査中のドジャースや、もう1人DH候補獲得の可能性がわずかにあるオリオールズが候補には挙がるが、キャンプ招待でのマイナー契約も現実味を帯びてきた。

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2012年2月18日のニュース