森脇コーチ感無量…「俺の年俸は半額でも」津田さんを励まし続ける

[ 2012年1月14日 09:12 ]

津田恒実氏、北別府学氏が野球殿堂入り

 ▼オリックス・森脇浩司チーフ兼内野守備走塁コーチ(広島でともにプレー) 津田とは節目、節目で時間を共有し、何でも打ち明けられる身内のような仲でした。福岡での闘病生活ではナイターの時は球場入り前、デーゲームでは試合後に病院を訪ね、(91年)12月24日に退院して病院近くのデパートに行ったことは私の人生で最も喜びを感じた時でした。「俺の年俸を半額にしてでも現役復帰させられるよう球団(ダイエー)にかけあってやる」と励ましました。彼は病気に対しても真っ向勝負の男。殿堂入りは本当に苦しい時、津田を支えた奥さんに対しての賞であるような気がします。手と手を取り合って生きた「絆」。今の時代に最も必要なことのように思います。

 ▼広島・松田元オーナー カープの黄金時代を支えた投手2人の殿堂入りはとてもうれしい。球団にとって、記録に残る選手と記憶に残る選手が同時に選ばれたことを大変光栄に思う。

 ▼元広島・衣笠祥雄氏 カープが強く輝いていた時代を支えた投手陣の代表。2人を育てた古葉監督にはうれしいニュースとして届いたと思う。

 ▼広島・野村監督 今年1年(を戦う上で)、チームにもいい励みになった。選手として一緒にプレーできたのは光栄。若い投手が多いので、目標にしてほしい。

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2012年1月14日のニュース