2年前から黒田を追い続けるヤンキース 右のエースに期待

[ 2012年1月14日 08:36 ]

 先発投手陣の強化を目指すヤンキースがドジャースからFAの黒田博樹投手(36)に獲得候補を一本化したことが12日(日本時間13日)、分かった。並行して動いていたカージナルスからFAのエドウィン・ジャクソン投手(28)との交渉が事実上決裂したことから、黒田側との交渉は一気に進展するとみられ、週明けにも合意する可能性が出てきた。

 ヤ軍の先発陣はエース左腕サバシア以外は安定していない。昨季16勝のノバは今季実働2年目で計算はできない。同11勝のバーネットは防御率5・15でトレード候補に挙がっている。一昨年オフのFA交渉、昨年7月のトレード交渉と、2年前から追い続けている黒田には右のエース格として期待。ドジャース時代の08年プレーオフで2戦2勝をマークした大舞台での強さも、2年連続でプレーオフ敗退のヤ軍には大きな魅力となっている。

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2012年1月14日のニュース