杉内“青木バット”で異例の自主トレ打撃練習へ

[ 2012年1月14日 06:00 ]

練習中に笑顔を見せる杉内

 打撃でも貢献だ!鹿児島県薩摩川内市で自主トレ中の巨人・杉内が、本格的な打撃練習に取り組む。ソフトバンクから、DH(指名打者)制がないセ・リーグに移籍することで「打撃は得意ではないです。でも今年からは、そうも言ってられない」と意気込んだ。

 投手が自主トレ中に打撃練習に励むのは異例。バットは数年前から「たくさんヒットを打ってるから、自分も打てそう」と愛用している、ブルワーズ入りが濃厚なヤクルト・青木モデルだ。05年にマリナーズ・イチロー以来、史上2人目のシーズン200安打を達成した安打製造機を理想としている。杉内の交流戦での通算打撃成績は50打数6安打、打率・120。それでも昨年6月18日の横浜戦(横浜)では走者一掃の右中間二塁打を放つなど勝負強さはある。

 バントに始まり、ティー打撃やマシン打撃も行う予定。「やれることは何でもやりたいので」と準備に余念はない。

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2012年1月14日のニュース