石川2億円突破!ヤクルトの日本人投手3人目!

[ 2011年12月20日 06:00 ]

2000万円アップの年俸2億円プラス出来高でサインした石川

 ヤクルトのエース石川が港区新橋の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約3年目となる来季は2000万円アップの年俸2億円プラス出来高でサインした。2億円超えは球団の日本人投手では高津(03年)、石井一(06、07年)以来3人目。青木のメジャー挑戦により、現役では宮本と並び球団最高年俸プレーヤーに躍り出た。

 「野球選手として(2億円は)うれしいことですけど、それだけ責任が出てくる。しっかり責任感を持ってやりたい」

 今季は4年連続2桁勝利となる10勝を挙げたものの、優勝争いが佳境を迎えた9月下旬に肺炎で離脱。チームも失速して2位に終わっただけに、雪辱に懸ける思いは強い。「今年は悔しいのひと言。毎年言っていて、もう言うのも飽きたけど、来年こそ優勝したい」と口元を引き締めた。

 入団10年間で2桁勝利9度と安定して結果を残してきた左腕は「いつも目指している」と5年連続7度目の開幕投手が当然の目標だ。「今年は1回しかなかった完投を最低でも月1回はしたい」とさらなる高みを見据えていた。

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2011年12月20日のニュース