所沢市長がレオ戦士にお願い 市内に「住んでほしい」

[ 2011年12月20日 06:00 ]

寄贈したユニホームを広げる居郷球団社長(右)と藤本所沢市長

 西武の居郷肇球団社長が埼玉県庁と所沢市役所を表敬訪問した。10月に就任した所沢市の藤本正人市長は地域密着策の一つとして、選手や関係者の市内移住を強く訴えかけた。

 所沢市内で野球少年として育った藤本市長の言葉には実感がこもっていた。「昔はここに田淵選手が住んでいるとか身近に感じ、みんな青い(西武の)野球帽をかぶっていた。ぜひ住んでほしいんです」。居酒屋で現役時代の渡辺監督と遭遇するなど、町で見かけることも多かったという。所沢市内に住む居郷社長も「最近は都内に住む人が増えた。教育しないといけないですね。会社としても西武線沿線に住んでほしいし、地元の飲食店もにぎわう」と前向きに応じた。強制はできないが移住できなくても積極的に地域貢献させる考えを強調。より地元との一体感を強めV奪回へのサポートを得ていく。

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2011年12月20日のニュース