勝ったらハマスタで大合唱 中畑監督が新応援歌案披露

[ 2011年12月15日 06:00 ]

報道陣の前でカラオケを熱唱する横浜DeNA・中畑監督

 ハマスタをカラオケホール化するぜ!DeNAの中畑新監督が、来季から本拠・横浜スタジアムでの勝利後にオリジナルの応援歌を流して、ファンとともに熱唱するプランを明かした。

 「勝った後にみんなで歌える歌があればいい。選手もファンも一体となってね。勝ったら黙っちゃねえだろうな、俺。ハマスタ全体がステージだよ。マウンドの近くで歌うか!」。この日、指揮官は都内で行われた駒大野球部OB有志による激励会に出席。その直前、集まった報道陣約20人を引き連れて飛び込んだのは、何とカラオケボックスだった。まずは十八番の「港」(みち乃く兄弟)を熱唱。報道陣の拍手を浴びながら、異例のプランを明かした。

 甲子園の六甲おろしのように――。中畑監督はすでに実現に向け動いている。「実は新応援歌の作曲、作詞を依頼してあるんだよね。色っぽい歌も歌えるかな。横浜(をテーマにした)歌を結構つくっている」。その相手は、歌手として07年紅白歌合戦に「吾亦紅(われもこう)」で出場した作曲家の杉本真人氏。自らレコードデビューもしている「歌える指揮官」。プレー以外でも選手とファンの一体感を生み出したい。そのこだわりと情熱はまさしく本物だ。

 「(来春の)キャンプの朝の声出しも、ワンフレーズを選手に歌わせようかな。声を出すのは(プレーする上でも)大事」。新応援歌で揺れるハマスタ。白星を重ね、来季は自慢ののどで勝利の凱歌を高らかに歌い上げる。

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2011年12月15日のニュース