センバツ21世紀枠候補に石巻工、女満別など9校

[ 2011年12月15日 16:58 ]

 日本高野連は15日、来春の第84回選抜高校野球大会(来年3月21日から12日間・甲子園)の21世紀枠候補9校を発表し、東日本大震災で被災した石巻工(東北=宮城)などが選ばれた。大会に出場する3校は一般選考と同じ来年1月27日の選考委員会で決まる。

 9校は石巻工のほか、地区別に女満別(北海道)高崎(関東・東京=群馬)金沢西(北信越=石川)大垣西(東海=岐阜)洲本(近畿=兵庫)広島観音(中国)小松(四国=愛媛)宮崎西(九州)。

 21世紀枠は2001年の第73回大会から導入された。原則として秋季都道府県大会のベスト8(参加校数が128校以上の場合はベスト16)以上が条件で、過疎や部員不足といった困難な条件の克服など、戦力以外の特色を加味して選ぶ。地区ごとに1校が推薦され、第79回大会までは2校、第80回大会からは3校が選出されている。

 出場校は候補9校の中から東(東海、北信越以東)と西(近畿以西)でそれぞれ1校を選び、残り7校の中から3校目を決める。

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2011年12月15日のニュース