落合監督 念願かなった!ソフトBと日本シリーズ

[ 2011年11月6日 21:11 ]

日本シリーズ進出を決め、ベンチで涙ぐむ佐伯(左下)を指さす中日・落合監督(中央)

セCSファイナルS第5戦 中日2-1ヤクルト

(11月6日 ナゴヤD)
 中日が2年連続10度目の日本シリーズ進出を決めた。12日からの日本シリーズはセ・リーグの覇者・中日とパ・リーグの覇者・ソフトバンクとの対戦となった。落合監督は「2004年からホークスと日本シリーズをやるとずっと思っていましたが、今年それを達成できたのでうれしい」と語り、王者同士の対決を「それが1番いい形」と喜んだ。

 CSは「シーズンとは別物。大変な試合になるだろうなと覚悟していた」と語るものの、初戦に勝った後、第2、3戦に連敗して1勝2敗となり、アドバンテージの1勝を含めてヤクルトと五分になっても、落合監督は「ちゃんと動けている」動揺はなかった。「私はただ、見守っているだけ。選手はのびのびとやっていた」と目を細める。

 さあ、次は日本シリーズ。中日は今季限りで退任する落合博満監督の下、2007年以来3度目の日本一を目指す。2007年の日本一はリーグ2位からの頂点だった。リーグ優勝して日本一となる“完全制覇”へ、舞台は整った。だが、ここでも気負うことなく「とりあえず、あしたゆっくり休ませてようと思います。それから考えます」と、表情はゆるませながらも、淡々と語った。

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