中日2年連続の日本シリーズ進出!吉見快投、井端V弾!

[ 2011年11月6日 20:52 ]

ヤクルトを破り、日本シリーズ進出を決め、ナインに胴上げされる中日・落合監督

 プロ野球、セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦は6日、ナゴヤドームで行われ、リーグ優勝の中日が2―1で同2位のヤクルトを下し、1勝のアドバンテージを含めて4勝2敗として2年連続10度目の日本シリーズ進出を決めた。吉見が最優秀選手に選ばれた。

 前半は両エースの投手戦。中3日で先発した中日の最多勝右腕・吉見が4回までパーフェクトの快投を見せれば、中2日で先発のヤクルト・館山は1、2回と走者を背負う苦しい立ち上がりだったが、3回以降は5回まで中日打線を3者凡退を抑え込む。

 均衡が破れたのは6回。難攻不落の館山を攻略したのは中日が誇る1、2番コンビ「アライバ」の“揺さぶり”だった。中日は1死から荒木が四球で出塁すると、続く井端が左越えに先制2ラン。ランエンドヒットの形で甘く入ったシュートを叩くと打球は高い弾道で左翼席中段へ飛び込んだ。

 2点のリードをもらった吉見は8回を3安打無失点8奪三振と、まったく危なげない快投。9回に登板した守護神の岩瀬が先頭の代打・川本に左翼線二塁打を許し、2死後、青木に中前適時打を許すと、落合監督は岩瀬に代えて浅尾をマウンドへ。浅尾は畠山を三邪飛に打ち取り、死闘にピリオドを行った。

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