史上初の3連続被弾…自信喪失の上原、相手ファンは拍手

[ 2011年10月14日 11:11 ]

タイガース戦の7回、レイバーンにソロを浴び、グラブで顔を覆うレンジャーズ・上原
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ア・リーグ リーグ優勝決定シリーズ レンジャーズ5―7タイガース

(10月13日 デトロイト)
 上原は2―6の7回から登板。最初の打者を空振り三振に仕留めたが、2番レイバーンに初球を右越えに運ばれてしまう。11日に一発を浴びたカブレラには四球。2死一塁で交代を告げられ、ベンチに戻る上原に、タイガースファンからは拍手が送られた。

 3試合続けての登板でいずれも本塁打を浴びたリリーフ投手は、ポストシーズン史上初めて。不名誉な記録を残し、またも首脳陣の期待を裏切った。上原は敗戦後のクラブハウスでも動揺は収まらず、今にも泣きだしそうな表情で「何も考えられない。ちょっとしたパニック。自分では戦力にならない」。「あと一つ勝って、笑い話にできるようにしてほしい」とすっかり自信を喪失した様子だった。(共同)

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