M1も中日の優勝決定は持ち越し…大野4回7失点KO

[ 2011年10月14日 22:13 ]

1回巨人2死、長野に同点ソロを浴びた中日・大野

 プロ野球、巨人―中日22回戦は14日、東京ドームで行われ、中日は2―7で敗れ、この日の優勝決定はならなかった。ヤクルトが阪神に1―10で敗れたため、中日の優勝マジックは1となった。巨人の先発・沢村が完投で11勝目。初登板初先発の中日のルーキー大野は4回9安打7失点だった。

 初回、中日は先頭の荒木が左中間二塁打で出塁。続く井端の送りバントで1死三塁とし、森野の左犠飛で1点を先制。前回登板(8日)で完封で10勝目を挙げるなどナゴヤドームでの中日戦では19回連続無失点だった巨人・沢村だが、初回に早々と1点を失った。

 一方、中日の大野は優勝の懸った大一番で初登板初先発。ファーム日本選手権で5回無失点と好投したドラフト1位左腕は、初回簡単に2死を奪ったものの、3番・長野にバックスクリーン直撃の16号同点弾を浴びた。

 大野は続く2回無死一、三塁から高橋由の左前適時打で勝ち越しを許すと、無死一、二塁から藤村にも中前適時打、なおも2死二、三塁から寺内に左前2点適時打を浴び、さらに味方の失策もあって、この回計5点を失った。

 巨人は続く3回、ラミレスが左中間へ21号ソロを放ち、リードを6点に広げた。沢村は2回以降は8回まで無失点と好投。9回に森野に10号ソロを浴びたが、危なげなく逃げ切った。

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2011年10月14日のニュース