県大会でもなかった 作新学院エース、甲子園で初完投

[ 2011年8月8日 11:39 ]

<作新学院・福井商>最終打者を三振に打ち取り、雄たけびを上げる作新学院・大谷

第93回全国高校野球選手権1回戦 作新学院11―1福井商

(8月8日 甲子園)
 作新学院の大谷が高校の公式戦では一度もなかった完投を甲子園で飾った。

 左膝を痛めて冬場の投げ込みをこなせず、年明けに手術。6月からわずか5度ほど投球練習しただけで県大会に間に合わせた。打線の援護にも背中を押され、123球で4安打に封じ「体力的にはまだまだ大丈夫。自信になった」と笑った。

 県大会で17だった背番号もエースナンバーに。2年生右腕は1年生の山下との若いバッテリーとしても注目されるが「グラウンドに入ったら全員が闘争心を持ってやるだけ」と胸を張った。

続きを表示

2011年8月8日のニュース