初回、打者12人で7点!唐津商 27年ぶり夏1勝

[ 2011年8月8日 12:24 ]

<古川工・唐津商>1回表唐津商1死満塁、北方伸が左前に先制の2点打を放つ。捕手江本

第93回全国高校野球選手権1回戦 唐津商9―4古川工

(8月8日 甲子園)
 序盤に大量得点を奪った唐津商(佐賀)が初出場の古川工(宮城)の反撃をかわし27年ぶりの夏1勝を挙げた。

 唐津商は初回、1死満塁から5番・北方伸の左前打で2点を先制すると、8番・伊藤、1番・佐藤の適時打で加点するなど打者12人の猛攻で計7点。2回にも2本の長打などで2点を加え、主導権を握った。

 本格派右腕の北方悠は初球から最速152キロをマーク。6連続を含む毎回の13奪三振の快投をみせた。

 古川工は7点を追う5回、1死満塁から4番・今野の中犠飛などで1点を返すなど見せ場を作ったが、及ばず。エース山田が3回以降は2安打無失点に抑えただけに、序盤の大量失点が痛かった。

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