西岡 3試合ぶり安打「ちょっとずつだけどいい状況に」

[ 2011年7月3日 06:00 ]

<ツインズ・ブルワーズ>勝利し、コーチと笑顔で握手するツインズ・西岡

インターリーグ ツインズ6―2ブルワーズ

(7月1日 ミネアポリス)
 ツインズの西岡が3試合ぶりに快音を響かせた。9番・遊撃で先発出場すると、2回2死の場面でカーブに泳がされることなく中前打。きれいに打ち返し「シンプルに来た球を打つ感じだった」とうなずいた。

 反省が生きた試合だった。相手先発ガヤードとは6月25日に対戦し2打数無安打。「日本の投手に近いタイプ。イメージが残っていた」。当時の打席内の感覚を大事にして球をよく見極めると、4回の第2打席では8球粘って四球を選んだ。復帰して2週間がたち、いまだ打率は2割前後を行き来する状態。それでも「少しずつだけれど、いい状況にはなってきている」と手応えを口にした。

 チームは投打がかみ合い3連勝。借金はまだ10もあるが、主砲マウアーが復帰後初の3安打を放つなど、浮上への好材料は増してきている。

続きを表示

2011年7月3日のニュース