横浜投手陣救うのはこの2人「15勝を目指して」「マエケンさんお手本」

[ 2011年1月4日 06:57 ]

仮契約を終えた須田(左)は河本取締役から帽子を被せられる

 横浜投手陣の中で規定投球回数に達したのは黒星が9つ先行した加賀、防御率5点台の清水のみ。深刻な投壊状態に陥っただけに、即ローテ入りの期待をかけられて指名されたのがドラフト1位・須田幸太投手(JFE東日本)、2位・加賀美希昇投手(法大)だ。

 上背はないが切れのある球を投げる須田と、1メートル86の長身から角度と緩急をつけた投球が持ち味の加賀美。タイプは違うが、「15勝を目指し、監督の期待を絶対に裏切らないようにしたい」(須田)、「活躍して恩返ししたい。(広島の)前田健太さんは球一つ一つの精度が違うけどお手本にしたい」(加賀美)とそれぞれ1年目から1軍でという思いは強い。

 まずは小林太、藤江ら、ドラフト上位で指名されながらも伸び悩む若手が競争相手か。その先には開幕1軍が待っている。

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2011年1月4日のニュース