日本 予想覆す大勝!新打線で悠々と4強入り

[ 2010年8月4日 21:28 ]

 【世界大学野球選手権 日本13―0台湾】鮮やかな速攻に止まらない攻撃。負けるとメダルがなくなる準々決勝で日本は打線の組み替えが奏功し、大量13点で悠々と準決勝に駒を進めた。

 榎本監督は伊志嶺を今大会初めて1番に起用。「出塁するとチームの勢いが違う。勝負が懸かった試合で1番に据えると決めていた」という。さらに2年生の松本を「いい顔、いい目をしていた」と5番に抜てきした。
 一回、伊志嶺の右翼線二塁打で攻撃が始まる。4番伊藤が先制打を放つと、2死三塁から松本も中前に運び、あっという間に2点を先行。試合の主導権を握った。
 適時打3本を含む5安打と大暴れの伊志嶺は「一球一球に集中した結果。チーム一丸になったので、あの点差になった」と主将らしい口ぶりだ。2安打3打点の松本も「走者をかえしてチームを明るくしたかった」と屈託ない。過去4大会とも4強以上に入った台湾を寄せ付けなかった。
 次は銀メダル以上を懸け、過去6戦全敗の米国に挑む。榎本監督は「本当の勝負が始まる。米国戦は死に物狂いで取る」と目を光らせた。

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2010年8月4日のニュース