青学大エース福島好投!2季ぶり1部復帰へ王手

[ 2010年6月6日 06:00 ]

<青学大・立正大>完投勝利の青学大・福島

 東都大学野球入れ替え戦1回戦は5日、神宮球場で行われ、青学大は福島由登投手(2年)が立正大相手に1失点完投。3―1で先勝して、2季ぶりの1部復帰へあと1勝とした。昨秋リーグ王者で明治神宮大会も制した立正大はリーグ戦同様、投打がかみ合わず2部降格へ後がなくなった。

 青学大2年生エース福島が5安打1失点完投。1部復帰に王手をかけた。大阪桐蔭で08年夏の甲子園優勝投手に輝いた右腕は2部で6勝(1敗)を挙げ、MVPと最優秀投手賞に輝いた。この試合も自己最速タイの146キロの直球にスライダーとチェンジアップで立正大打線を封じ込めて「勝たないと始まらない一戦だった。やっぱり本球場は雰囲気が違いますね」と自身神宮球場初白星に声を弾ませた。
 チームは84年春以来52季ぶりの2部降格に甘んじた今季、左胸にワンポイントが入っただけのユニホームで戦ってきた。この試合は伝統の「Aoyama」と胸に刻まれたユニホームで快勝。降格即昇格まであと1勝として「やっぱりこっちがいい」と笑った右腕を、河原井監督も「福島はよく投げた」と称賛した。

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2010年6月6日のニュース