えり入団会見“全米ジャック”あるかも…

[ 2010年5月9日 06:00 ]

テンプルトン監督から手渡されたユニホームに袖を通す吉田えり

 米独立リーグ、ゴールデンベースボールリーグのチコ・アウトローズに入団した吉田えり投手(18)が7日(日本時間8日)、米国に到着後、本拠地のカリフォルニア州北部チコで会見を行った。

 テンプルトン監督から背番号3のユニホームを渡され、地元ファンら約40人を前に英語で自己紹介。「早くこの町で野球がしたい。一生懸命取り組んでチームのためにナックルを投げる」と笑顔で語った。
 米国の独立リーグでプレーした女性選手は97~00年に活躍したアイラ・ボーダースだけ。史上2人目とあって、“ナックル姫”の注目度は増すばかりだ。会見後にはテレビの生中継番組でインタビュー。また全米3大ネットCBSの人気番組「イブニングニュース」(報道番組)と、ABCの「ジミー・キメル・ライブ」(トーク番組)から出演オファーも届いており、ヤンキース時代にCBSのトーク番組に出演した松井(エンゼルス)以来の「全米ジャック」もありそうだ。
 吉田は米国人家庭にホームステイしながら8日からのキャンプに参加。来週の紅白戦に登板予定で、順調なら5月末の本拠地で登板する可能性が高い。

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2010年5月9日のニュース