ソフトバンク、同一リーグと2対1交換トレード

[ 2010年4月30日 06:00 ]

 王トレード第2弾だ。ソフトバンクの荒金久雄外野手(31)、金子圭輔内野手(24)とオリックスの金沢健人投手(31)の2対1の交換トレードが両球団で合意したことが29日、分かった。近日中にも正式に発表される。

 金沢は98年ドラフト2位で阪神に入団し、02年には中継ぎで50試合に登板。昨季オリックスに移籍し、通算165試合で10勝9敗、防御率4・52の成績を残している。ソフトバンクは中継ぎ陣の補強が急務で、20日には井手を放出し、横浜から右腕の吉川輝を獲得。今回は同一リーグとなるが、王会長が「(他球団と)お互いのニーズが合えば積極的にやっていきたい」と話していた通りの相次ぐ補強となった。
 荒金は00年ドラフト5位でダイエーに入団。強肩を生かした守備とパンチ力のある打撃が売りだが、外野の層は厚く、近年は1軍での出場機会は減っていた。金子は内外野を守れるユーティリティープレーヤー。オリックスは、主砲カブレラとベテランの田口がいずれも故障で戦列を離れており、両球団の補強ポイントが合致した。

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2010年4月30日のニュース