20安打17得点!東洋大、打線爆発!指揮官ご満悦

[ 2010年4月30日 06:00 ]

<東洋大・国学院大>2回、東洋大・木村が左翼に3ランを放ち、笑顔で岡(手前)とパフォーマンス

 東都大学野球第4週第2日は29日、神宮球場で2試合が行われ、雨天順延となっていた国学院大―東洋大1回戦は、東洋大が20安打17得点の猛攻で先勝。第2試合は国士舘大が樋口裕史投手(4年)の好救援もあり立正大に5―2で勝利。1勝1敗のタイに戻した。

 <東洋大>リーグ戦では06年秋に駒大が国学院大戦で記録して以来となる20安打の猛攻で17―1と大勝した。高橋監督は「20安打なんて今岡(ロッテ)がいたときの入れ替え戦(96年春)以来じゃない?よく打ちましたよ」とご満悦。本塁打を含む5打数4安打4打点と三塁打が出ればサイクル安打の大当たりだった3番木村は「サイクル安打のことは全然知りませんでした。謙虚に受け止めてこの先も頑張りたい」と話した。

 <国士舘大>打線が2回までに5点を奪えば、屋宜、樋口の投手陣も踏ん張り、連敗を4で止めた。ここまで7試合すべてに登板している今秋ドラフト候補の樋口は「調子は悪かったですけど、とりあえずホッとしています」と4回無失点の結果に笑顔を見せた。今キャンプで自ら編み出したという「ゼロシーム」を多投。「投球の8割は投げてます」と縫い目にかけずに投げる新球を武器に、94年秋以来16年ぶりの勝ち点を狙う。

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2010年4月30日のニュース