センバツ王者・興南、55季ぶり九州制覇

[ 2010年4月30日 06:00 ]

<明豊・興南>8回から2イニングを投げ1安打ピッチングをみせた興南・島袋

 【春季九州大会決勝 興南11-2明豊】センバツ全5試合で2ケタ安打を放った強力打線は健在だった。興南は21安打11得点の猛攻で明豊(大分)を下し、82年秋以来、55季ぶりに九州大会を制覇。センバツ優勝校の貫禄を示した。

 我喜屋監督は「甲子園のチャンピオンとして恥ずかしくない戦いをしてくれた。勝ち続けることは難しいと言われるけど、興南は乗ったら勝ち続ける方が簡単」と涼しげに言い切った。センバツ優勝投手の左腕・島袋は8回から登板し、2回を無失点。「今のウチの打線は僕でも紅白戦で抑えるのは難しい。夏は(控え投手の)2人に任せても大丈夫。3人で勝ち上がりたい」とチームの成長を肌で感じた様子だった。

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2010年4月30日のニュース