無得点嘆く真弓監督…武器の打線つながらず

[ 2010年4月7日 22:23 ]

 【阪神0-3巨人】阪神の最大の武器だったはずの打線がつながらない。わずか5安打で無得点。真弓監督は「(適時打が)出ないね。なかなか」と嘆くように言った。

 力のある直球で押してくる西村健の前に六回までわずか2安打。走者を二塁まで進めたのは、初めて先頭打者が無死から出た七回になってからと、攻略の糸口さえつかめなかった。
 亡くなった巨人の木村拓コーチへの思いを胸に、かつて広島に在籍した金本、新井は喪章をつけてプレーしたが、この日はともに無安打だった。
 指揮官は西村健について「良かったと思うんやけど。久保もいい投球をしてたけど、一発でね。3点が重かったね」。序盤に許した決して大量とはいえないリード。それをはね返せないまま敗れたチームには、重苦しい雰囲気が漂っていた。

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2010年4月7日のニュース