能見に５連敗も、攻略に糸口

　【巨人４－５阪神】巨人は、阪神の能見に２年越しの５連敗を喫したが、攻略の糸口も見えた。

　３回は失策絡みで２点を先取。６回には帽子のツバに木村拓コーチの背番号８４をマジックで書いた阿部が適時二塁打。７回は松本、小笠原、高橋の３単打で１点を返した。篠塚打撃コーチが「簡単にストライクを取られないよう、積極的に振れと指示した」という通り、能見から放った７安打はいずれも第１ストライクを振った打席で生まれた。原監督も「対策を練った中でそれぞれが粘った」と評した。

　▼巨人・坂本（３回に中前打も連続マルチ安打は６試合でストップ）能見さんには緩いボールでカウントを取られた。次の対戦に向けて対策を考えたい。