木村拓コーチ意識不明続く…代表「危険な状態」

[ 2010年4月4日 06:00 ]

 巨人の清武球団代表は3日、くも膜下出血で広島市内の病院に入院中の木村拓コーチについて「意識不明のまま、非常に危険な状態が続いている」と説明。

 さらに「外見的には眠っているように見える。原監督や選手の代表(阿部主将)も“見舞いたい”という話があったが、予断を許さないので遠慮してもらっている。そっと見守っていただきたい」と沈痛な面持ちで語った。

 前日に続いて、同コーチを見舞った清武代表は、詳しい病状については「ご家族の意向もあるので」と明言を避けたが、病院には広島市内に住む家族だけでなく、実家の宮崎から両親、母校・宮崎南高校野球部の同級生も駆け付けているという。同校OBの同代表は「個人的にも同じ高校で後輩。頑張ってもらいたい」と回復を願った。

 東京・大手町の球団事務所には同コーチを激励する電話が鳴り続け、球団公式サイトの応援メッセージのコーナーには1022件もの激励のコメントが寄せられたという。清武代表は「球団を挙げて(サポートして)奇跡を待ちたい」と祈るように話した。

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2010年4月4日のニュース