ノーヒットも内容悪くないイチロー

[ 2010年4月4日 12:02 ]

ロッキーズ戦の1回、遊ゴロ失となる打球を放つマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチロー外野手は3日、ニューメキシコ州アルバカーキでのロッキーズ戦に「1番・右翼」で出場し、3打数無安打だった。内容は遊ゴロ失、投ゴロ、一ゴロ。六回の守備から交代した。チームは4―10で敗れた。

 イチローは2打席目、真ん中低めの変化球をきれいにセンター返し。しかし、ワンバウンドの鋭い打球は左腕デラロサの素早いグラブさばきに阻まれた。
 イチローは予定された3打席で交代したが、打撃内容そのものは悪くない。1打席目は三遊間へのゴロを遊撃手がお手玉する間に一塁へ(記録は失策)、3打席目の一ゴロもベースカバーに入った投手とほぼ同時に塁を踏むクロスプレーだった。大きな武器である足の状態もよさそうだ。
 全体練習がなかったこの日は、試合前にストレッチや遠投を行うイチローの姿があった。直前に迫った本番開幕に抜かりはない。(共同)

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2010年4月4日のニュース