落合監督「何を聞きたいのかはよく分かっているが…」

＜巨・中＞６回２死、亀井にソロを浴びる吉見

　【中日４―５巨人】ドーピング違反の疑いが持ち上がる中、「絶対に負けたくない」と闘争心をむき出しにして臨んだ中日・吉見は５回まで０点に抑えていたが、６回２死からラミレス、亀井に連続被弾。

　いずれも捕手の構えよりも甘く入った失投で、悔いの残る降板となった。試合後の右腕は「何もないです」と繰り返し、足早にバスに乗り込んだ。ＣＳでは試合内容を振り返る質問は受け付けない落合監督も「聞くな。同じ質問はするな。何を聞きたいのかはよく分かっているが…」と球場を後にした。

　▼巨人清武球団代表　中日球団のことなので、こちらが申し上げることじゃない。結論が出るまで、（試合に）出すか出さないかはその球団の判断。ルール上は問題ない。原監督も選手には「そのことでヤジることはないように」と通達した。
　▼巨人伊原ヘッドコーチ　どうやってヤジろうかと思っていたんだけど。監督が同じ野球人がＣＳという舞台で戦っているから、正々堂々と戦おう、ヤジるのはやめよう、と言ったのでね。