関大 部員3人逮捕で秋季リーグ戦辞退

[ 2009年8月20日 06:00 ]

 関西学生野球リーグの関西大は19日、野球部員3人が恐喝未遂容疑などで逮捕されたことを受け、29日開幕予定の秋季リーグ戦の出場を辞退すると発表した。大阪市内で会見した芝井敬司副学長は「(部員の)単独の事例だと予測していたが、部内で広がりつつあると認識をしている。深刻な事態で、ご迷惑を掛けたことをおわびする」と謝罪した。大学側は、5日から18日までだった野球部の活動禁止を28日まで延長すると決め、対策会議で調査を進めていた。しかし、今月5日に部員が恐喝未遂容疑で逮捕されたのに続き、18日にも部員2人が証拠隠滅の疑いで新たに逮捕された。

 関大は関西学生野球連盟に所属し、リーグ戦で通算33度の優勝を誇る伝統校。同リーグは入れ替え戦の制度はなく、今秋は5校で争われる。

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2009年8月20日のニュース