中京大中京16安打15点 猛攻呼んだスクイズ

[ 2009年8月20日 16:59 ]

 【中京大中京15-5長野日大】中京大中京が16安打15点で大勝した。終盤の猛攻を引き出したのは、国友のスクイズだった。

 同点の六回1死一、三塁で、きっちり一塁側に転がし、勝ち越した。打線はこのプレーで本来のつなぐ野球を取り戻す。続く河合から3連続長短打で畳み掛けた。
 「あそこから安打が続いて、嫌な流れが切れた」と国友。大藤監督も「自分たちの野球を忘れかけていた。あのスクイズで思い出した」と振り返った。
 1、2回戦で無安打だった国友はバットを抱いて眠り、この試合に臨んだ。願いが通じたか、七回と八回に適時打を放った。次は準々決勝だ。今春の選抜大会では4強まであと1死としながら逆転負けしている。国友は「あと3試合勝ってみんなで喜びたい」とさわやかに笑った。

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2009年8月20日のニュース