震度6の地震…西武・後藤は家族が避難寸前

[ 2009年8月12日 06:00 ]

 西武・後藤は地元の地震被害に驚きを隠せない。地震直後に弟からメールが入っていたそうで、午前8時すぎに浜松市内の家族に連絡を入れた。「物が倒れたりとかはなかったらしいんですけど、荷物を持って避難する寸前だったらしいです」と当時の様子を語った。電話で友人らの無事も確認し「本当によかったです」と胸をなで下ろしていた。

 ≪巨人・深田 店の皿が割れた≫静岡市に実家がある巨人・深田は、父が地元で飲食店を経営。「電話しましたよ。お店の皿が割れたと言っていました。お酒のびんは被害がなかったみたいです」と不幸中の幸いにホッと一安心していた。また、前日は墓参りのため、夫人の実家がある三島市に滞在していたという藤田2軍バッテリーコーチは「きのうのきょうだからね。びっくりしたよ」と話した。

 ≪ロッテ・小野 電話つながらず≫静岡出身のロッテ・小野は地震直後に駿東郡長泉町にある実家に電話をかけたそうで「僕も地震で起きたんですが、3時間ぐらいつながらなくて心配しました。震度は5強だったみたいですが、お茶わんが割れた程度で済んだので安心しました」と胸をなで下ろした。被害に遭った静岡県民に向けて「次に投げる時は県民を励ますような投球をしたい」と語った。

 ≪オリックス・大石監督 実家の居酒屋が被害≫都内ホテルに宿泊していたオリックス・大石監督は早朝、突然の大揺れに飛び起きた。静岡市内で酒屋を営む実家が被害を受けたといい「どういう状況かすぐには分からなかったけど、静岡の方だと後から分かって連絡を入れたら、人は大丈夫だったみたいだけど、お酒がやられたみたい」。親類関係に負傷者が出ていないことが不幸中の幸いだったが、神戸から東京へ当日朝の移動だった打撃投手ら数人のスタッフが新幹線の遅れに巻き込まれた。

 

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2009年8月12日のニュース