締め込み姿で山車の上!王さん正真正銘「博多の人」

[ 2009年7月13日 19:04 ]

「博多祇園山笠」の集団山見せで「台上がり」を務める、プロ野球ソフトバンクホークスの王貞治会長(中央左)

 福岡・博多の夏を彩る祭り「博多祇園山笠」の山車を市民にお披露目する集団山見せが13日、福岡市内で行われ、プロ野球ソフトバンクホークス会長の王貞治さん(69)が、山車の上に乗って担ぎ手の男衆を激励する「台上がり」を務めた。

 「台上がり」は例年、福岡にゆかりがある著名人らが務めている。今年は7台の山車に計28人が選ばれ、王さんは先頭の「東流」に、同じく台上がりを務めた福岡市の吉田宏市長と乗り込んだ。
 この日は男衆が山車を担いで博多区内から那珂川を越えて、隣の中央区にある福岡市役所前まで約1・5キロを疾走。水法被に締め込み姿で山車に乗った王さんが両腕を突き出して担ぎ手の男衆を鼓舞すると、沿道に詰め掛けた観客からは「王さん、王さん」と大きな歓声が飛んだ。
 無事に台上がりを務めた王さん。「これで本当に博多の人になったね、と言われました」と話していた。

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2009年7月13日のニュース