両軍監督&捕手退場!“乱戦”制したレッドソックス

[ 2009年5月30日 06:00 ]

<ツインズ・レッドソックス>7回1死、テイシュナー主審(中央)に抗議し、退場となるバリテック

 【レッドソックス3―1ツインズ】レッドソックスは28日(日本時間29日)、両監督と両軍捕手の計4人が退場処分となる大荒れの試合を制し、1日で単独首位に返り咲いた。

 球場が歓声と失笑に包まれたのはツインズ戦の7回だ。最初の退場者はツ軍の捕手レドモンド。本塁でのクロスプレーがセーフと判定されたことに両手を広げ抗議すると、ティシュナー球審は退場を宣告。これに抗議したガーデンハイアー監督が2人目の“被害者”となった。それだけでは終わらない。その裏、ボールの判定にレ軍先発ベケットが放送禁止用語を連発。ベンチにいた松坂が「もの凄い声でベンチにも響いた」と話すほどの大声に反応した球審をなだめようとしたバリテックが退場。今度はフランコナ監督が関係のない捕手退場に激怒すると、4度目の「Get Out!」がコールされた。
 両軍監督不在の中、8回に登板した岡島は1回を1安打無失点で連続試合無失点を12に更新。連敗を2で止めたフランコナ監督だが、あまりの興奮に試合後は血圧チェックを受ける始末で「審判は人それぞれ性格が違う。仕方ないとも思うが…」と言いながらも明らかに不満げだった。

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2009年5月30日のニュース