阪神 再び借金7…悪いところが出過ぎ

[ 2009年5月30日 22:43 ]

 【阪神2-8日本ハム】ダルビッシュを攻略できなかったという以前に、4失策の阪神は自滅した印象が強い。真弓監督は「ちょっと悪いところが出過ぎた」と嘆いた。

 序盤から目を覆うような場面が続いた。一回。二死二塁から二塁手の関本が打球の処理を誤る失策。後続には2連打され、簡単に2点を失った。

 悪い流れは攻撃にも伝染する。六回一死一、三塁で桧山の右飛に一塁走者の新井が戻れずに併殺で無得点。新井は無念を押し殺すように「(話すことは)何もない」と繰り返した。八回の守備では無死一塁で糸井のバントを筒井が一塁へ悪送球。一気に一塁走者の生還を許した。稲葉の左前打では金本の本塁への返球もそれた。

 借金は今季最多タイの7。危機感を示すように試合後は緊急ミーティングが開かれた。指揮官は「切り替えるしかない」と自らに言い聞かせるように話した。

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2009年5月30日のニュース