ドラ1大野がプロ1号!パ新人1番乗りだ

[ 2009年5月30日 06:00 ]

<横・日>7回1死二塁、大野奨太は左越えに2ランを打つ

 【日本ハム7―1横浜】日本ハムの“ドラ1”ルーキーが、パ・リーグ新人1号を放った。先発マスクをかぶった大野が7回1死三塁で横浜・三浦の外角スライダーを振り抜くと、打球は左中間席最前列へ飛び込む2ラン。「入ると思わなかったのでびっくりした。最低でも犠牲フライと思っていた。先輩たちがおめでとう、と言ってくれてうれしかった」。出場23試合目での初本塁打に白い歯をこぼした。27日の試合前には母校・東洋大が東都大学リーグ戦で5連覇達成。「後輩たちが偉大な記録を作った。負けられない」と刺激を受けての“祝弾”となった。

 ホームランボールも手元に届き「両親に渡します」と笑顔の大野。パ・リーグの新人初勝利も同僚の谷元が挙げており、生きのいいルーキーたちが好調なチームをさらに盛り上げていく。

 ◆大野 奨太(おおの・しょうた)1987年(昭62)1月13日、岐阜県生まれの22歳。岐阜総合学園では2、3年夏とも岐阜大会準優勝で甲子園出場はなし。東洋大では1年春からベンチ入り。3年春から4季連続ベストナイン、4年春はMVPを獲得するなどリーグ戦4連覇に大きく貢献した。昨秋ドラフト1位で日本ハム入り。1メートル77、77キロ。右投げ右打ち。

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2009年5月30日のニュース