斎藤、6試合連続無失点も…チームは敗れる

[ 2009年5月30日 11:06 ]

 米大リーグ、レッドソックスの斎藤隆投手は29日、トロントで行われたブルージェイズ戦に3―6の8回から3番手で登板し、1回を1安打無失点、1奪三振だった。斎藤はこれで6試合連続で無失点。チームは3―6で敗れた。

 斎藤が冷静な投球を見せた。マウンドで左足を踏み降ろす位置が深く掘れていると感じると、軸足の位置をずらして対応。2死二塁から4番打者を見逃し三振に仕留め無失点だった。「(最初はボールが)真ん中に入ったけど、ぎりぎり間に合った」と振り返った。
 先頭打者の鋭い打球が斎藤の右足を直撃するアクシデントもあったが、スパイクのかかとの硬い部分だったため大事には至らず。「反応できなかった。恥ずかしい」と頭をかいた。

 ▼斎藤の話 (打球が右足を直撃)スパイクのかかとの部分。足じゃなかったので問題はない。反応できなかった。恥ずかしい。(次打者は投ゴロ)次は弾んで浮いた分、反応できた。(軸足の位置を変更)いつもは(プレートの)一番右を使うが、深く穴が掘れていたから変えた。時々こういうこともあるので調整したい。(共同)

続きを表示

2009年5月30日のニュース